ヤッコカンザシの生息痕
地域:室戸市室戸岬町 住所: (2011年01月26日現在)

【ヤッコカンザシの生息痕】
室戸岬の乱礁遊歩道を歩いていると、岩にセメントをくっ付けたようなものがいたるところで見られます。遊歩道の工事のときのセメントが残っているの?国定公園なのに(怒)って思っている方がいるかもしれませんが、それは誤解(ゴカイ)です(笑)。セメントではなく、「ヤッコカンザシ」というゴカイの仲間の巣の跡です。ヤッコカンザシは潮間帯(潮の満ち引きする場所)にしか生息していません。そのヤッコカンザシの巣が海面から何mもの高さに、しかも様々な高さに付着しています。これは、地震などにより室戸岬が隆起を繰り返した証拠の一つです。また、巣の成分から、ヤッコカンザシの生息していた頃の年代の測定ができ、当時の海水準の推測ができます。乱礁遊歩道のあたりは約1000年前の波打ちだったようです。